アリゾナ州グレンデールのステートファーム・スタジアムで開催されたチャーリー・カークの公開追悼式典に出席したドナルド・トランプ大統領と、チャーリー・カーク未亡人エリカ・カーク。(Patrick T. Fallon/AFP via Getty Images)
「今日、アメリカは悲しみに沈む国、衝撃を受けた国、そして喪に服する国となりました」。
ドナルド・トランプ大統領は、アリゾナ州でのチャーリー・カークの大規模な葬儀で、このようにスピーチを始めた。一部推定によると、葬儀には数十万人が参列した。
「わが国は、現代で最も輝かしい光の一つ、同世代における巨人、そして何よりも、献身的な夫、父親、息子、キリスト教徒、愛国者を失った」とトランプ大統領は述べた。「チャールズ・ジェームズ・カークは、心に抱いた真実を語ったために、過激化した冷酷な怪物の凶悪な方法で殺害された」。
大統領は、カークが真実を語り、「勇敢に」「大胆に」生きたために暗殺されたと述べた。したがって「2025年9月10日、アメリカの自由を説いた最も偉大な伝道者は不滅となった」とトランプは語った。
しかしトランプは、カークのメッセージと生涯の功績は生き続けると述べた。「今日ここに集う全ての人の気持ちを代弁して言える。我々は誰もチャーリー・カークを決して忘れない。歴史もまた彼を忘れないだろう」。
信仰と自由の擁護者
「何百万ものアメリカ人、特に若者にとって、まだ多くのことを与えるべき心を持った愛国者に別れを告げることは、耐え難く、想像すらできないことです」とトランプは語った。しかしカークは単なる政治以上のものをアメリカ国民にもたらした、とトランプは述べた。カークの情熱と信念の源に疑いの余地はなかったからだ。
「チャーリーにとって政治や奉仕以上に重要だったのは、小学5年生で下した決断——彼自身が『人生で最も重要な決断』と呼んだ——キリスト教徒となり、救い主イエス・キリストに従う者となる選択だった」とトランプは語った。
トランプは、カークが大学キャンパスや若者たちの間でいかに信仰と自由の擁護者となったかを語った。カークは、自分と意見の異なる者たちと議論を交わし、常識を用いることでこれを成し遂げたという。
「あらゆる場面で、チャーリーのメッセージの核心と基本手法は決して変わらなかった」とトランプは述べた。「キャンパスイベントでは毎回、チャーリーは反対意見を述べる人々に前に出るよう求め、彼らを黙らせる代わりにマイクを渡して発言させた」。
多くの反対者がいる場所に赴き、敵対者に愛を示すこの非凡な能力こそがカークの偉大な資質の一つだとトランプは語った。
「暗殺の当日、チャーリーがキャンパスに到着する直前に、スタッフから『多くの批判者や学生が彼の見解に反対している』とテキストが届いた」とトランプは語った。「チャーリーはスタッフに『彼らと戦うために来たのではない。彼らを知り、愛したいのだ』と返信した。…最期の日のあの私的な瞬間こそ、チャーリー・カークの真の姿を知る全てが詰まっている」。
大統領は発言中に一時の軽妙な調子を見せ、カークのキリスト教的信念が彼に「敵対者への善意」を促した点を語った。「彼は敵対者の幸福を願っていた」とトランプはカークについて述べた。「そこが私とチャーリーの相違点だ。私は敵対者が我慢ならない。彼らの幸福など望まない。…今この瞬間、チャーリーは天国で私を睨んでいるだろう」。トランプは、妻のエリカが彼を説得できるかもしれないとも述べた。
勇気ある一人の男が世界を変える
「チャーリーの人生の教訓は、善意と正義の信念、明るい精神、そして戦い続ける意志を持った一人の人間が成し得ることを決して過小評価してはならないということだ」とトランプは語った。
トランプは、カークが国の進路を変える「大きな要因」であり、最初はキャンパスで数人の考えを変えるだけだったが、歴史を変えるというはるかに大きなことを最終的に成し遂げたと述べた。
第47代大統領は、暗殺者がカークをこの世から奪ったものの、彼は今や「神の玉座の前にひざまずいている」と語った。
「我々は友人であり指導者を悼む」とトランプ氏は述べた。「しかし我々は、彼が命を捧げたこの国、彼が自由のため死んだ自由、そして彼が深く信じた価値観を守るため、彼の信仰に支えられ、彼の勇気に励まされ、彼の模範に鼓舞されて前進するのだ」。■
Trump: Charlie Kirk Was a ‘Giant’ of His Generation
Jarrett Stepman | September 21, 2025
https://www.dailysignal.com/2025/09/21/trump-charlie-kirk-was-a-giant-his-generation/
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